私は、森林科学科という学科にいたので、獣害の話題にも触れることが多かったです。例えば、それは、森林とか、田畑のことが多かったのですが。
奈良の奈良公園の鹿が、近隣住民に害を与えていて・・・という以下の記事を読みました。
このシカ、実は野生動物という扱いで、公園に囲いはない。園内のシカ約1000頭は、近鉄奈良駅付近〜春日山一帯を自由に行き来し、奈良市街地で、シカに遭遇することは珍しくない。 そのため、これまでも「鹿害」(ろくがい)と呼ばれる、シカによる被害は出ていた。
「奈良公園のシカ、殺さないで!」 奈良県庁に苦情100件以上、食害対策は凍結 (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
ニュースは、駆除しようとする県に、苦情がきて、計画が凍結・・・ということなのですが・・・。
実際に、被害が出ている住民は、たまったもんじゃあないだろうな?と思いました。鹿を全部、駆除すると、大問題かも知れませんが、頭数管理というのは、人と動物が関わる中で、絶対に、必要となってくると思いますが。
動物愛護の精神が、悪い方に働いている良い例だと思いますが。例えば、『農』的に考えたら、駆除した鹿も、美味しく食べれば、それは、一つ、人と動物の関わりの中で、大事だと思いますが。
私が、計画に反対するなら、駆除した鹿を食べる・・・までが、計画に入ってなかった時でしょうか。勿論、それでも、「そう思う」だけで、実際に、被害にあっている近隣の住民の人々の気持ちが、最優先だと思いますが。
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